メーカー | IK multimedia |
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カテゴリ | アナログシンセ |
発売時期 | 2023年8月 |
価格 | 85,800 円 (税込) ※1 |
UNO Synth PRO Xは、イタリアに拠点を置くIK MultimediaとSoundmachinesの2社の共同開発により誕生した「UNO」シンセサイザー・シリーズの最新機種です。80年代のベース・マシンの挙動を再現した「ベースライン・モード」をはじめ、多彩な機能が追加されました。
波形のモーフィングにも対応する3基の独立したオシレーターを搭載し、パルス幅の変更やハード・シンク、FM、リング・モジュレーションにも対応。フィルターには2ポールのOTAマルチモード・フィルターと、SSIチップを採用した2/4ポール・ローパス・フィルターの2種類が搭載されています。これらのフィルターは直列/並列接続のどちらにも対応しているほか、SSIフィルターはセルフ・オシレーション機能も備えています。
発音方式はモノ/レガート/パラフォニックの3種類に加えて、80年代のベース・マシンの挙動を再現した「ベースライン・モード」が選択できます。
過去機と比較して物理ノブが大幅に増えているのも注目すべきポイントです。前機種であるUNO Synth PROは1つのノブに複数のパラメーターが割り当てられていたため、目的のパラメーターを操作するために1アクション挟む必要があることも少なくありませんでした。しかし本機ではコンパクトなサイズはそのままに23個のノブを搭載し、各パラメーターにも直感的にアクセスできるようになりました。
接続端子類もUSB、MIDI、CV/Gate入出力と、小型ながら十分な種類と数を備えており、外部機器との組み合わせての運用にも最適です。
エフェクトについてはアナログ回路のオーバードライブと、10種類のデジタル・エフェクトを搭載しています。モジュレーションはヴィンテージ・コーラスとユニヴァイブの2種類、ディレイ5種類、リバーブはホール、プレート、シマーの3種類を搭載し、3つのスロットに自由にアサインできます。
前機種である「UNO Synth PRO」から搭載されたパラフォニック64ステップ・シーケンサーや10種類のモードを内蔵するアルペジエーターも搭載しています。シーケンサーはノブの挙動も記録/オートメーションが可能で、ステップごとに最大で48種類ものパラメーターを記録することができます。
工場出荷時より搭載されているプリセットの数も256種類と豊富で、買ってすぐに色彩豊かなサウンドをプレイできるのも魅力です。もちろんユーザー・プリセットの保存にも対応しているほか、専用ソフトウェア「UNO Synth Pro X Editor」を用いればMac/PC上で詳細なエディットやプリセットの作成、アーカイブ管理、データの共有、DAW内でのプラグインとしてのエディターの起動などが行えます。
これだけ多機能でありながら幅は33.3cm、重量は800gとポータビリティにも優れている点は見逃せません。電源アダプターはもちろんのことUSBバッテリー(5V/1.5A以上)でも動作するため、外に持ち出してのプレイにも最適な一台です。
仕様 | ■電源:iRig PSU-3A(付属)、または USB(5V / 1.5A、7.5W 以上) ■寸法:33.3 × 15 × 5 (cm) ■重量:800 g |
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