メーカー | Neumann |
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カテゴリ | コンデンサー・マイク |
発売時期 | 2014年 |
価格 | 166,320 円 (税込) ※1 |
TLM 107は、伝統的なNeumannサウンドを受け継ぎつつ、現代的な柔軟性と透明感を追求したプロフェッショナルなコンデンサーマイク。新開発のデュアルダイヤフラムカプセルによりボーカルや楽器をリアルにキャプチャー、5種類の指向性パターンと優れた音質で多用途に活躍します。
スタジオで多様な録音シナリオに対応したいプロエンジニアや、原音に忠実なサウンドを求める中~上級者に、特にボーカル、ギター、ドラムなど幅広い音源を1本で録りたい人などに最適です。
5種類の指向性: 無指向性、ワイドカーディオイド、カーディオイド、スーパーカーディオイド、双指向性の5パターンを本体スイッチで切り替え可能。録音状況に応じて柔軟に調整でき、全パターンで音質バランスが一貫。「指向性変更がスムーズで使いやすい」と評価され、ボーカルの近接録音から部屋全体の収音まで対応。
フラットで透明な音質: 新開発のデュアルダイヤフラムカプセルにより、ボーカルの明瞭さを引き出す。サウンドハウスでは「自然で色付けのない音」と紹介され、ミロクのレビューでも「EQで削る必要が少ない」と好評。過渡応答が優れ、楽器のディテールを鮮明に再現。
ノイズ対策と高耐音圧: -6dB/-12dBのパッドと40Hz/100Hzのローカットフィルターを搭載。最大SPL141dB(パッド使用時153dB)と大音量に対応し、自己ノイズ10dB-Aで極めて静粛。トランスレス回路により、透明感と低域の伸びを確保し、ささやき声からドラムまで歪まずに収録が可能。
操作性とデザイン: 背面のナビゲーションスイッチで全設定を直感的に操作でき、LEDで状態を表示。モダンなマットブラックまたはニッケル仕上げで、M 49を彷彿とさせるテーパードヘッドグリルが特徴。重量445gはやや重いが、堅牢なメタルボディで耐久性が高い。
多用途性: ボーカル、アコギ、エレキギター、ピアノ、ドラム、パーカッションなど幅広く対応。ミロクの試聴では「ロックで歌を前に出したい時に向く」とされ、サウンドハウスコラムでも「どんな音源でも自然に録れる」と汎用性が強調されている。
![]() Neumann TLM102 |
単一指向性 感度11mV/Pa、最大SPL144dB、ノイズ12dB-A コンパクトでクリアな音が特徴。TLM 107は多指向性とフラットさが上回り、TLM102は低価格で宅録やシンプルな用途に適する。 |
![]() Neumann TLM103 |
単一指向性 感度23mV/Pa、最大SPL138dB、ノイズ7dB-A U87由来の透明感と低ノイズが強み。TLM 107は指向性選択と自然な音で勝り、TLM103はスタジオでの高感度と静粛性が優れる。 |
![]() Neumann TLM49 |
単一指向性 感度13mV/Pa、最大SPL129dB、ノイズ12dB-A K47カプセルで暖かく柔らかい音が特徴。TLM 107は多指向性と高域の抜けで勝り、TLM49はスタジオでのボーカルや楽器の温かみを重視する場合に適する。 |
![]() Neumann TLM67 |
3パターン(単一/無指向/双指向) 感度10/18/9mV/Pa、最大SPL110/105/111dB、ノイズ16/11/17dB-A 太く落ち着いた音で多用途。TLM 107は5パターンとライブ寄りの設計で柔軟性が高く、TLM67はスタジオでの厚みが強み。 |
![]() Neumann U87 Ai |
3パターン 感度20/28/22mV/Pa、最大SPL127dB(パッド時147dB)、ノイズ10/12/11dB-A K67カプセルで業界標準のバランスが特徴。TLM 107は5パターンと価格で柔軟性が高く、U87 Aiはスタジオでの完成度が圧倒。 |
TLM 107は多指向性とフラットな音質でTLM49やTLM67の特化型を超え、TLM102やTLM103より汎用性が高い。U87 Aiの伝統的な完成度には及ばないものの、現代的な柔軟性とコストパフォーマンスでプロからホームスタジオまで対応するマルチタスクな一台です。
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