メーカー | AKG |
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カテゴリ | コンデンサー・マイク |
発売時期 | 2014年 |
価格 | 13,800 円 (税込) ※1 |
AKG P170は、AKG「Project Studio Line」シリーズのスモールダイヤフラム型コンデンサーマイク。スティック型のコンパクトなデザインと手頃な価格で、楽器録音に特化したモデルとして設計されています。単一指向性(カーディオイド)の指向特性を持ち、主にアコースティックギター、ドラム(シンバルやスネア)、弦楽器などのピンポイント録音に適しています。
AKG P170は、DTMや自宅録音で楽器のクリアな音を低予算で捉えたい初心者や、イクスタンド2本を使ったステレオ録音を試したい人、軽量で取り回しの良いマイクを求める人に最適です。ただし、ショックマウントが付属しないため振動ノイズに注意が必要で、ボーカル録音メインなら他のモデルを検討する方が良いでしょう。
クリアでシャープな音質: 0.67インチ(17mm)のスモールダイヤフラムにより、40Hz~20kHzの周波数特性をカバー。高域の立ち上がりが早く、アコギのストロークやシンバルのシャリっとした音を鮮明に収音。
単一指向性: カーディオイドパターンで正面の音を優先的に拾い、側面や背後のノイズを抑制。楽器をピンポイントで狙うのに適しており、部屋の反響やハウリングを軽減。スティック型デザインでマイキングの自由度も高いです。
ノイズ対策: -20dBのパッドスイッチを搭載し、最大153dB SPLの大音量に対応。自宅でのアコギ録音では不要な場合が多いが、ドラムやアンプ録りで威力を発揮。等価ノイズレベル19dB-Aと静粛性は標準的で、感度-36.5dBで繊細な音も捉えます。
軽量でコンパクト: 質量122g、長さ165mmと軽量・細身で、ブームスタンドでの位置調整が容易。
耐久性と実用性: オールメタルボディで堅牢性があり、ブラック仕上げでシンプルな外観。ケースは付属しないため、外箱保管か別途購入を推奨。
![]() AKG C430 |
コンパクトな楽器用。軽量(23g)でオーバーヘッドやシンバルに特化。P170はSPLとノイズ性能で上回り、アコギや多用途に適するが、C430は軽さと小ささで設置が容易。 |
![]() AKG C1000S |
多用途モデル。スモールダイヤフラムで単一指向性/超単一指向性を切り替え可能。P170より高価で指向性切り替えが強みだが、SPLが低く大音量に弱い。P170は楽器特化で安価。 |
![]() AKG C451B |
楽器録音の定番。0.5インチ・スモールダイヤフラム採用で高域の解像度と静粛性が抜群。アコギやドラムのディテール録音でプロに愛用される。 |
P170は、C451Bの高性能、C1000Sの多用途性、C430の軽量性に比べ、「低価格で楽器録音に特化」を実現するエントリーモデルです。C451Bほどの音質や静粛性はないものの、1万円台でアコギやドラムのシャープな音を捉え、2本買いでのステレオ録音も現実的。予算を抑えつつ実用性を求めるならP170が優れています。
仕様 | ■指向性:単一指向性 ■周波数特性:20Hz~20kHz ■開回路感度:-36.5dB re 1V/Pa ■最大音圧レベル (パッドOFF、THD 0.5%):135dB SPL ■等価雑音レベル:19dB SPL(Aウェイト) ■パッド:0/20dB ■インピーダンス:200Ω以下 ■電源:ファンタムDC48V/3mA以下 ■コネクター:XLR 3ピン ■寸法(Φ×全長):22×161mm ■質量:122g ■付属品:マイクホルダー |
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