メーカー | TOONTRACK |
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カテゴリ | ピアノ音源 |
発売時期 | 2023年5月 |
価格 | 33,000 円 (税込) ※1 |
EZ KEYS 2は、同社のソフトウェア音源に搭載されている作曲サポート機能を多数盛り込んだピアノ音源です。Fazioli社のグランド・ピアノ、F212を収録しており、マイキングのポイントに合わせて慎重に選定された9本のマイクを使用して録音された、リアルで柔らかな音色が特長です。
本ソフトウェアにおいては、イタリアのサチーレに所在するFazioli社で製造されたグランド・ピアノ、「F212」のサウンドを収録しています。F212はホールで演奏するような大型のコンサート・グランドと比較してサイズがやや小さく、どんなシチュエーションにおいても使いやすい、まとまりのある柔らかな音色であるのが特徴です。Fazioli社は1台の楽器の製造に最長で3年もの月日をかけるといった並々ならぬこだわりを持つメーカーで、柔らかなタッチにも豪快なプレイにもしっかりと反応する優れたその性質は、EZ KEYS 2においても忠実に再現されています。
収録はスウェーデン・ストックホルムのRiksmixningsverket Studioにて行われ、Neve 8068 64chコンソールと5本のマイクを使用して録音されたサンプルの容量は約4GBに及びます。マイクの選定や設置場所についても最大限の注意が払われており、それぞれのマイクはパラアウトにも対応しています。また、ハンマーのリリースやペダルなどのノイズも求めるサウンドに合わせて柔軟に調節することができます。
各マイクについての概要は以下の通りです。
ハンマー・メカニズムの直上に、大型ダイヤフラムのThuresson CM402sのペアを設置。楽器の鳴り、アタックを捉える。
Royerのリボンマイク、R-121のペアを弦の上にマイキング。Hammersと比較してやや発音は弱いものの、ピアノらしいサスティーン、レゾナンスをたっぷりと含んだウォームなサウンド。
ラージダイヤフラムのチューブ・マイク、DeGeer Manibusのペアをプレイヤーの肩の上に向けてマイキング。味付けの少ないサウンドが特徴のマイクで、ピアノを実際に演奏しているときに感じられるようなナチュラルなトーンを収録。
ピアノの横、少し離れた高いポイントにラージ・ダイヤフラム・ステレオ・マイク、AKG C24をマイキング。クラシック・ピアノのレコーディングなどにおいては多用されるテクニックで、ナチュラルな部屋鳴りを捉えることができる。
Room Ambienceよりさらに遠い位置に、スモール・ダイヤフラム・コンデンサー・マイク、Neumann KM84を配置。ピアノではなくコントロール・ルームのガラスの窓に向けることで反射音を捉え、より深みのあるサウンドを実現します。
音色の高いクオリティはもちろんですが、作曲や楽曲制作をサポートする優れた機能が多数搭載されているのも大きな魅力です。
オーディオやMIDIのデータからコード、グルーヴを自動で生成する「Bandmate」機能、リズム、ノートからグルーヴを生成する「Tap2Find」機能、コード進行の提案や指定したジャンルに合わせたリハーモナイズが可能な「Suggest Chords」機能など、同社の「EZ DRUMMER 3」などにも搭載されている機能を受け継いでおり、楽曲の創作に行き詰まった際には大きな助けになることでしょう。
MIDIのグリッドを調節する「Grid Editor」ではヒューマナイズ、スケール・ハイライト、タイミング機能など便利な機能が満載。もちろん、MIDIコントローラーのベロシティ・レスポンスも調節可能です。
さまざまなジャンル、スタイルを取り揃えたMIDIのライブラリやミックス用のプリセットも豊富に用意されており、楽曲制作の心強い味方になることは間違いありません。
Windows | 64bit Windows 7以降、4GB RAM(8GB以上推奨) |
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Mac | macOS 10.10以降、IntelまたはAppleのシリコンプロセッサー、4GB RAM(8GB以上推奨) |
必要ストレージ | 5GBの空きディスク容量(+ダウンロード用に4GB) |
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