メーカー | Steinberg |
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カテゴリ | オーディオインターフェイス |
発売時期 | 2018年4月 |
価格 | 37,983 円 (税込) ※1 |
UR-RT2は、有名DAWソフト「Cubase」ほかVSTプラグインやDTM関連のハードウェア製品のリリースで知られるブランド、Steinbergからリリースされている人気USBオーディオインターフェイス「URシリーズ」の最新モデル。最高級のマイクプリアンプで知られるRupert Neve Designs(以下NEVE)のトランスを搭載し、ON/OFFの切替によってNEVEが持つサチュレーションとヌケの良いサウンドでの録音が可能となったモデルです。
NEVEといえばマイクプリアンプ/EQである「1073」が非常によく知られています。この「1073」は音楽制作機材の最高傑作/ビンテージ機材の王様などと評される業界屈指の製品で、「通しただけで音が良くなる」と言われるその実力は1970年の発売以来、未だにその地位を揺るがすことのない圧倒的定番となっています。今日ではUniversal Audio(UAD)からプラグイン化された「Neve 1073 Preamp & EQ」を、非常に多くのDTMerが愛用しています。
そんなNEVEの音の決め手となるトランスフォーマー(変圧器)が「UR-RT2」にも搭載、非常に高価だったNEVEのサウンドが比較的安価に手に入れられるようになっています。
基本的な特徴としては、
など、Steinberg「URシリーズ」を継承、特に「UR22mkII」に近いスペックとなっていますが、本機「UR-RT2」ではLNE INPUTを搭載した4in/2out構成となり、2本のコンデンサーマイクを繋いでの録音や、MIDIキーボードやステレオ機材の入力にも対応しています。SSP2 DSP チップの恩恵によってレイテンシーフリーでのモニタリング&エフェクト (REV-X、Channel Strip、Guitar Amp Classics) の使用を実現しています。
また一部の回路はブラッシュアップされ、従来の「URシリーズ」よりもワンランク上の製品となっています。
「UR-RT2」に搭載されているNEVEの専用カスタムトランス。ボディ上面のスリットから見えるようになっている
最大の特徴はやはりNEVEのトランスです。このトランスがフロントパネルの2つの入力にそれぞれ搭載され、ONにした時に非常に微弱な歪み(サチュレーション)が得られます。これによってサウンドに深みと奥行き/太さと艶/豊かな倍音が得られ、ボーカルやアコースティックギター、ドラムなどダイナミックレンジ豊かな楽器の録音時にその真価を発揮します。
2基のNEVEトランスはON/OFFスイッチがついているため、録り音の違いを確認できますが、そのクオリティを知っている人ならOFFにすることはないでしょう。音を前に出したいトラックには必ずかけるに違いありません。
初心者でも頑張って手にいれられるギリギリの価格で、「スタジオクオリティ」のサウンドが得られるオーディオインターフェイスとなっています。
UR-RT2 |
UR-RT4 |
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入出力 | 4in/2out | 6in/4out |
D-PREマイクプリ | 2基 | 4基 |
HI-Z 入力 | 1 | 2 |
ヘッドフォン端子 | 1 | 2 |
ループバック機能 | ◯ | ◯ |
iOS | ◯ | ◯ |
寸法 | 198 × 47 × 208 mm | 267 x 47 x 208 mm |
重量 | 1.7 kg | 2.4 kg |
価格 | ¥ 41,796 | ¥ 69,984 |
価格はAmazon(2018/4時点)
Windows | Windows 7 (SP1) / 8.1 / 10 |
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Mac | OS X 10.11 / OS 10.12 / 10.13 |
サンプリングレート | 24bit / 192kHz |
入出力端子 | 4in/2out |
仕様 | ■寸法:198×47×208 mm ■重量:1.7 kg |
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