GRACE design m701プロフェッショナルスタジオの中核機材として設計されたオーディオインターフェイス

GRACE design m701
メーカー
カテゴリ オーディオインターフェイス
発売時期 2025年8月
価格 577,500 (税込) ※1
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GRACE design「m701」は、同社の長年にわたる高品位マイクプリアンプやモニターコントローラーの開発で培ったノウハウを集約した、最新世代のモジュール式オーディオインターフェースです。最大64チャンネルに対応する拡張性と、極めて低歪みかつ広大なダイナミックレンジを誇るAD/DA変換性能を兼ね備え、プロフェッショナルスタジオやハイブリッド制作環境における中核機材として設計されています。

GRACE designについて

GRACE designは、透明性と忠実度を追求したプロオーディオ機器で知られています。特に「m101」や「m201」といったマイクプリアンプ、「m905」モニターコントローラーは業界標準としての評価を確立しています。

本機「m701」はその系譜を継承しつつ、単なるプリアンプではなくモジュール式オーディオインターフェースとして設計された点が特徴です。従来の「一点特化型」ではなく、スタジオの中枢を担うプラットフォームとして設計され、AD/DA変換、マイクプリアンプ、デジタルI/Oの拡張を一体化できる柔軟なシステムとなっています。

m701の主な仕様と機能

m701:リアパネル

m701はモジュールスロットを中心に構築されており、必要に応じて段階的に拡張できる設計です。

  • モジュール構成:8基の8ch AD/DAモジュールスロット、2基の32chデジタルI/Oモジュールスロットを搭載。DanteやDigilinkなど、用途に応じたネットワーク構築が可能です。
  • 標準I/O:AES3、ADAT、S/PDIF、Word Clockを標準搭載し、モジュールなしでも基本的な入出力を確保。
  • マイクプリアンプモジュール:オプションで4chマイクプリアンプを追加可能。最大+69dBのゲインと119dBを超えるダイナミックレンジを持ち、精緻な収録に対応します。
  • 変換性能:THD+Nは0.0004%以下、ダイナミックレンジは123〜125dBとされ、業界最高水準の透明性を実現。
  • レイテンシー:48kHz時0.5ms、96kHz時0.25msと極めて低く、モニタリング用途でも安心。
  • 制御UI:前面パネルのディスプレイに加え、GraceNetによるブラウザベースの制御が可能。専用ソフト不要で柔軟な環境構築が可能です。
  • 電源設計:デュアル電源による冗長構成を採用し、スタジオ稼働における信頼性を担保。

音質設計とサウンドの方向性

m701は数値上の性能だけでなく、Grace Designが重視する「透明性」と「忠実度」を徹底的に追求しています。AD/DA変換チップの性能だけに依存せず、アナログ入出力回路、電源供給、クロック設計といった周辺要素に注力することで、音楽的ニュアンスを損なわずに録音・再生を行えるよう設計されています。

音色傾向としては「無色透明」に近く、EQやサチュレーションに頼らずとも素材そのものの質感を最大限に保持する方向性です。これは、色付けを求めるプリアンプとは異なり、クラシック音楽やアコースティック楽器の収録、さらにはミックスやマスタリングといった工程で「基準」となるリファレンスを提供する設計思想といえます。

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