メーカー | SONICWARE |
---|---|
カテゴリ | シンセサイザー |
発売時期 | 2023年5月 |
価格 | 29,800 円 (税込) ※1 |
LIVEN Texture Labは、シンプルなコントロールで複雑なグラニュラー・プロセッシングをコントロールできるコンパクトなグラニュラー・シンセサイザーです。ライン入力にも対応しており、エフェクターとして使用することも可能です。
本機はいわゆるグラニュラー・シンセサイザーで、音を切り刻み加工をすることでインスピレーション溢れる不思議なテクスチャーを持つサウンドを出力する、という仕組みを持ちます。具体的には入力された信号を2ミリ秒〜1秒のサイズに切り分け、グレインと呼ばれるその1粒1粒を伸ばす/縮める、ピッチを上げる/下げる、通常の方向で再生する/逆再生、といった方法で加工し、それらを組み合わせることで演奏者の意図すら超えたユニークなサウンドを作り出す、というわけです。
加工にあたってコントロールするパラメーターは10個のノブで構成されており、複雑怪奇なサウンドとは裏腹に非常に直感的で操作しやすいデザインとなっています。グレインの発生位置や発生範囲、発生数、サイズやシェイプ、発生の間隔などを細かくコントロールし、幻想的なパッド・サウンドからカオスなノイズまで、頭の中に描いたグラニュラー・サウンドの実現は思いのままです。
サウンドの核となるシンセサイザー部は4ボイス、モジュレーション2基、エンベロープ・ジェネレーター、フィルターを装備したポリフォニック・シンセで、こちらも明快なコントロールで音色のコントロールがしやすいデザインです。
また本機はグラニュラー・シンセサイザーであると同時に、入力されたステレオ信号を加工できるグラニュラー・エフェクターとして使用できます。リアルタイムでの信号の加工はもちろん、フリーズ機能によって最大6秒のサンプルをフリーズさせ、グラニュラー・プロセッシングを適用することも可能です。
リバーブについても抜かりがありません。搭載されている6種類のステレオ・リバーブはシンセサイザーだけでなくライン入力の信号においても使用することができます。さらにこれらの全てのリバーブにはシマーを追加できるという豪華ぶりです。他のリバーブと並ぶかたちで独立したエフェクトとして設けられることも多いシマーをこのように使用できるというのは、なんとも嬉しいポイントです。
128ステップのシーケンサーは各パラメーターの動きの記録にも対応しており、リアルタイムでの記録はもちろん、各ステップを直接編集して記録することもできるため、実際には演奏できないような複雑なパラメーターの変化も簡単に実現できます。
各コントロールは直感的なコントロールができるよう設計されているものの、作り出せるサウンドの幅の広さに悩んでしまうユーザーも多いことでしょう。本機には世界中の著名なサウンド・デザイナーが作成したプリセットが多数収録されており、音作りに悩んだ際や新たな刺激が欲しい際には大きな助けとなるに違いありません。
仕様 | ■オーディオ入力 LINE IN(ステレオ・ミニ)/ POシリーズ互換オーディオSYNC IN機能付 ■オーディオ出力 ステレオLINE OUT(ステレオ・ミニ) ヘッドホン・アウト(ステレオ・ミニ)/ POシリーズ互換オーディオSYNC OUT機能付 内蔵スピーカー ■その他接続端子 MIDI IN(DIN) MIDI OUT端子(DIN) SYNC IN(モノラル・ミニ) SYNC OUT(モノラル・ミニ) ■電源 DC9V 出力 AC アダプター(1A 以上、EIAJ3 規格 内径 1.7mm 外径 4.75mm、センター + ) 単三電池x6本 ※電池、ACアダプターは付属しません。 ■寸法:297(W) × 176(D) × 48(H) (mm) ■重量:約709g |
---|
※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。