メーカー | AKG |
---|---|
カテゴリ | コンデンサー・マイク |
発売時期 | 2010年5月10日 |
価格 | 114,800 円 (税込) ※1 |
C414 XLIIは、オーストリアの名門音響メーカーAKGが誇るフラッグシップ・コンデンサーマイク。プロフェッショナルなレコーディング環境向けに設計されたマルチパターン・マイクです。C414シリーズは1971年の初代モデル以来、進化を重ね、現在ではスタジオ録音の定番として世界中で愛されています。
特にボーカルやアコースティック楽器に適した明るい音質が特徴で、9種類の指向性パターンを切り替えられる多機能性と、伝説的なC12マイクを彷彿とさせる高域のプレゼンスブーストが特徴。プロのスタジオエンジニアやシンガーソングライター、ボーカルやアコギの録音で高品質なサウンドを求める人に最適です。
9種類の指向性パターン: 単一指向性、無指向性、双指向性、スーパーカーディオイドなど5つの基本パターンに加え、4つの промеж間パターンを選択可能。本体スイッチで簡単に切り替えられ、ボーカルの近接録音からピアノのステレオ録音、部屋全体のアンビエントまで柔軟に対応。
明るく存在感のある音質: 1インチデュアル・ダイヤフラムを採用し、20Hz~20kHzの周波数特性をカバー。高域にわずかなプレゼンスブースト(5kHz付近)があり、C12を彷彿とさせる煌びやかさと空間再現性が特徴。
ノイズ対策と耐久性: -6/-12/-18dBの3段階パッドと、40Hz/80Hz/160Hzのローカットフィルターを搭載。最大SPL158dB(パッド使用時)と大音量にも対応し、等価ノイズレベル6dB-Aで極めて静粛。金色のメタルボディとグリルは耐久性が高く、付属ショックマウントが振動ノイズを効果的に遮断。
操作性とデザイン: LEDインジケーターでクリッピングを表示し、ライブや設置時の操作ロック機能も備える。金色のグリルが視覚的なインパクトを与え、「スタジオに映える」との声も。重量300gで取り回しが良く、付属品の質の高さもAKGの強み。
用途の広さ: ボーカル、アコギ、ピアノ、ドラムオーバーヘッドなど幅広く対応。ユーザーの声では「ボーカルのハスキーさが自然に出る」「アコギの音に深みがある」と、録音後のEQ処理が最小限で済む点が好評。
製品 | 指向性 | 感度 | 最大SPL | ノイズ | コメント |
---|---|---|---|---|---|
![]() AKG C214 |
単一指向性 | -34dB | 156dB | 13dB-A | C414 XLIIより安価で音質も良好だが、多指向性や高域のプレゼンスがなく、静粛性も劣る。 C214は予算重視の宅録向け、XLIIはプロ用途で勝る。 |
![]() AKG C314 |
単一、無指向、双指向、超単一 | -34dB | 155dB | 8dB-A | C414 XLIIと比べ指向性が少なく、高域のブーストが控えめ。 XLIIはボーカルやアコギでの存在感と柔軟性で上回るが、C314は価格と性能のバランスが良い。 |
![]() AKG C414 XLS |
9パターン | -33dB | 158dB | 6dB-A | スペックは「XLII」とほぼ同一。XLSはフラットでニュートラルなサウンド(C414 B-ULSを継承)、XLIIは高域ブーストで明るい音色が特徴。 ボーカルやアコギならXLII、原音忠実な録音ならXLSが適する。 |
C414 XLIIは、C214の低価格・単一指向性、C314の中間性能を上回り、C414 XLSと並ぶAKGの最高峰モデルです。XLSとの違いは音色の方向性(明るさ vs ニュートラル)で、用途や好みで選択が分かれます。C214やC314は予算や簡便さを優先する場合に適し、XLIIはプロ品質と多機能性を求める場合に最適です。
仕様 | ■指向特性:9段階(無指向性/ ワイドカーディオイド/ カーディオイド/ ハイパーカーディオイド/ 双指向性と各々の間) ■周波数特性:20Hz ~ 20kHz ■開回路感度:-34dB( ± 0.5dB) re 1V/Pa ■最大音圧レベル:140dB SPL (パッドOFF、THD 0.5%) ■等価雑音レベル:6dB SPL(Aウェイト) ■パッド:0/-6/-12/-18dB 切り替えスイッチ ■ローカットフィルター:Flat/40Hz(12dB/oct)/ 80Hz(12dB/oct)/160Hz(6dB/oct) ■インピーダンス:200Ω以下 ■電源:ファンタム DC48V/ 約4.5mA ■コネクター:XLR 3 ピン ■寸法・質量:幅50 ×高160 ×奥行38mm、300g ■付属品:サスペンション付ホルダー(H85、3/8-5/8インチ)、ポップ・スクリーン(PF 80)、ウインドスクリーン(W 414 X)、特性データシート、布製ポーチ、キャリングハードケース |
---|
※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。