メーカー | WAVES |
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カテゴリ | プラグイン・エフェクト , ミックスダウン/マスタリング |
発売時期 | 2018年4月 |
価格 | 5,720 円 (税込) ※1 |
WAVES Maserati DRMは、グラミー賞受賞エンジニアTony Maseratiのワークフローとテクニックを再現した、ドラム専用のプロセッシング・プラグインです。細い音質のドラムを太くしたい場合や、他の楽器に埋もれて存在感が薄いドラム・トラックにアタック感とパンチを加えたい場合に非常に効果的です。
Maserati DRMは以下のようなユーザーに特におすすめです:
- R&Bからロックまで、あらゆるジャンルでパンチのあるドラムサウンドを求める制作者
- ミックス内でドラムの存在感を高めたいエンジニア
- 複雑な設定なしで素早くプロ品質のドラムサウンドを得たい初心者〜中級者
- 録音環境が理想的でないドラム録音の救済を求めるホームレコーディスト
– 太さと存在感:THUMPコントロールにより、特に低域の弱いドラム録音に「太さ」を加えることができます。録音環境が理想的でなかったキックドラムやタムにも、スタジオクオリティの重量感を付加できます。
– 明瞭度とアタック:TREBLEとSNAPの調整により、ミックス内でドラムが埋もれてしまう問題を解決します。特にスネアドラムやハイハットの存在感を高め、全体のリズム感を向上させます。
– バランスの取れた音質:各パラメーターの組み合わせにより、過度に強調された不自然な音ではなく、バランスの取れたプロフェッショナルなドラムサウンドを実現します。
– ヴィンテージ感とモダンさの融合:クラシックなアナログ機材のニュアンスを持ちながらも、現代的なミックスに必要なクリアさとパンチを兼ね備えています。
木目調のヴィンテージ感あふれるインターフェースに、操作系統はシンプルです。
– SENSITIVITY:入力レベルを調整するパラメーター。ツマミの隣にあるLEDインジケーターが「緑 → 黄色 → 赤」と変化することで適切なレベル設定をサポートします。
– THUMP:低域成分をコントロールするパラメーター。時に物足りない低域を効果的に補強し、特にキックドラムに重要な「胸に響く」ような低域の厚みを追加します。
– SNAP:トランジェント(音の立ち上がり)のキャラクターを調整するパラメーター。ドラムの「アタック感」を強調したい場合に効果的ですが、聴感上は微妙な変化のため、慎重な調整が必要です。
– TREBLE:高域のゲインを調整するパラメーター。デフォルトの中央位置から右に回すと、輪郭のはっきりした硬質な音になり、左に回すと丸みを帯びた温かみのある音質になります。キックドラムやスネアドラムの音色に大きな影響を与えます。
– OUTPUT:出力ボリュームのコントロール。
– METER:入力または出力レベルを視覚的に表示するメーター。隣接するスイッチで表示対象を切り替えられます。
インターフェース下部には、ドラムセットの各パート専用に最適化されたプリセットボタンが横一列に配置されています:
– バスドラム(キックドラム)
– スネアトップ(スネアドラムの上面)
– スネアボトム(スネアドラムの下面)
– ハイハット
– タム
– オーバーヘッドマイク
– ルームマイク
これらのプリセットは、それぞれのドラムパートに最適化された設定を素早く適用できるため、初心者でも効率的にミキシングを進められます。経験を積むにつれて、プリセットをベースに微調整を行うことで、より理想的なサウンドに近づけることが可能です。
Maserati DRMは、その直感的な操作性とサウンドの質の高さから、様々な状況で効果的に活用できます。
1. 処理したいドラムパートのトラックにプラグインを挿入
2. 対応するドラムパートのプリセットを選択
3. SENSITIVITYを調整し、LEDインジケーターが主に緑〜黄色の範囲で反応するように設定
4. THUMPとTREBLEを調整して低域と高域のバランスを整える
5. 必要に応じてSNAPで音の立ち上がりを調整
6. OUTPUTで適切な出力レベルに調整
薄い音質のキックドラムには、THUMPを上げて低域を強化しながら、TREBLEを微調整してビータのアタック感を適度に残します。R&Bやヒップホップでは、THUMPを高めに設定して重低音を強調すると効果的です。
ミックス内で埋もれがちなスネアドラムは、TREBLEを少し上げてSNAPを強調することで存在感を増します。特にバラードやミディアムテンポの曲では、スネアの余韻も重要なので、TREBLE設定を慎重に行いましょう。
全体的な空間感や自然さを保ちたい場合、オーバーヘッドとルームマイクのプリセットを活用します。THUMPは控えめにし、TREBLEで明瞭さを調整することで、ドラムセット全体の自然な響きを維持しつつクリアさを向上させることができます。
– ロック:SNAPとTREBLEを高めに設定し、アタック感と明瞭さを強調
– R&B/ヒップホップ:THUMPを高めに設定し、低域の厚みを強調
– ジャズ:全体的に穏やかな設定で、特にTREBLEは左寄りにして温かみを保持
– ポップス:バランスの良い設定で、特にスネアの存在感を高める調整が効果的
Windows | Windows 10 64 bit, Windows 11 |
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Mac | Monterey 12, Ventura 13, Sonoma 14, Sequoia 15 |
RAMメモリ | 8GB以上 |
仕様 | ビット数:64bit Only(32bit非対応) CPU:Intel / AMD / Apple Silicon |
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