メーカー | iZotope |
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カテゴリ | ミックスダウン/マスタリング |
発売時期 | 2019年 |
価格 | 15,950〜 円 (税込) ※1 |
Neutron(ニュートロン)は、任意のトラックを読み込ませると自動で解析し、ボーカル/ベース/ドラムなど各パートに相応しいイコライザー・カーブやコンルプレッサーのセッティングを自動で提案してくれるという、前代未聞のミキシング・プラグインです。ミックスダウンは納得がいくまではまりこんでしまって多くの時間を消費するという人も多いかもしれませんが、Neutronは一瞬で提案してくれます。
プラグインを購入するということは、多くの場合音源やエフェクトなどを手にいれることで、実作業は自分でするのが普通でした。Neutronはエフェクトに加えて実作業を行うエンジニアまでが同梱されているようなものです。
本製品にはイコライザー/ダイナミック・イコライザー/マルチバンドコンプレッサー/エキサイター/リミッター/トランジエントシェイパーを含むNeutronプラグインの他、以下3つの注目すべき機能が搭載されています。
トラック・アシスタント機能は、トラックに合わせて最適なプラグイン設定を行ってくれるという機能です。エフェクトのかかり具合を変化が少ない「Subtle」/Medium/大きくサウンドを変化させる「Aggressive」と指定することができ、サウンドキャラクターも自然な仕上がりの「Broadband Clarity」/パンチのある仕上がりの「Warm and Open」/音抜けを重視した「Upfront Midrange」と、3段階から選ぶことができます。
ミックス・アシスタント機能:「3」から搭載された機能で、全体のミックスバランスを自動で調節してくれる機能です。あらかじめ用意したトラックをAIに聞かせた後に、iZotopeのプラグイン間でコミュニケーションがおこなわれ、マスタートラック以外のゲイン/パン/フェーズ反転/ハイパスフィルターといったパラメータを自動調節。フォーカスしたいトラックを選択すれば、そのトラックを中心にマスタートラックでのミックスが完了します。
マスキング・メーター機能は、トラック相互に干渉しているポイント(周波数のかぶり)を発見しどちらかのパラメータを下げてサウンド全体のバランスを整えるという機能です。例えば、バスドラムとベースの帯域/ボーカルとギターの帯域がかぶる問題をグラフィック表示し、それを修正するといったことを自動で解決してくれます。
最終的な仕上がりは「クリーン・デジタル」か「ウォーム・ビンテージ」の2種類で処理することができます。目的の楽器に合わせたプロ向けのプリセットが250以上用意されており、普段の自分の設定と見比べて研究対象にする/トラック処理のやり方を学ぶ、といった使い方もできます。もちろんゼロからのミックスも可能です。
ラインナップは
Neutron standard (std)
Neutron Advanced(adv):std の全てに加えて個別のプラグインを追加、7.1チャンネル対応
の2種類の他、iZotope製品のバンドル「Music Production Bundle II」にも収録されています。
話題のソフトiZotope Neutron導入。
まだザックリ触っただけですがマスキングメーターがかなり使える。
試しにボーカルとギターに挿して被りを確認するとEQの上に赤く表示されるのでギター側の被りをEQでカット。
こんな処理が簡単に的確に出来るなんて。
良い時代になったな。 pic.twitter.com/1dHg6EVmS4— mamoru-y (@dimple_mam) October 6, 2016
izotopeのneutronを導入したの巻 ミキシングがどんどん楽になる時代✌️ pic.twitter.com/cRYf8KLSov
— みの2 (@CB_minoru) November 13, 2016
https://twitter.com/hakamad/status/796956008417329154
Windows | 7, 8, and 10 |
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Mac | OS X 10.8〜10.11 |
iZotope Tonal Balance Control 2
iZotope Music Production Suite 3