メーカー | Roland |
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カテゴリ | ミックスダウン/マスタリング |
発売時期 | 2011/12/24 |
価格 | 15,250 円 (税込) ※1 |
ステレオミックスの音源を音量/周波数/定位といった要素をリアルタイムに解析して
ビジュアル化し、楽器ごとに音を消したりコンプ/ディレイ/リバーブなどのエフェクトをかけることができるソフト。レコーディングでのノイズなど従来では除去不可能だった音を消し去ることが可能です。
また、サウンド品質を保ったままの状態で音程や再生速度を変化させることが可能。
演奏の耳コピーやカラオケトラックの作成、リミックストラックの採取など、マスタリング以外にも様々な用途に使用できます。
[tubepress mode=”tag” tagValue=”ROLAND R-MIX”]
Windows | Windows 7 , Windows Vista , Windows XP Home Edition |
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Mac | Mac OS X 10.5.8以降 |
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iZotope Tonal Balance Control 2
No.25158:通りすがりのDTMer 2013年6月11日
昨年の発売以降、業界で注目されているようで雑誌でも特集が掲載されているので興味があった。以前、貰ったパンプレットによると、
「R-MIXは、音楽をビジュアル化し、直感的かつわかりやすくリアルタイムにコントロールすることのできるソフトで、新開発したV-Remastering技術とVariPhrase技術をベースに、音楽に対してさまざまな信号処理を実現。ステレオ・ミックスとして完成された音楽を周波数、定位、音量の3つのパラメーターで分析し、楽器音をグラフィカルに表示。音量バランスを変える、消す、残す、エフェクトをかけるなど、従来では不可能とされていた信号処理をシンプルな操作で可能にします」
と書いてあったが、これではDTM初心者の私には分からない・・・。
しかし、近くの楽器屋で店頭デモがあったので触らせてもらった。
PCの画面上にはサーモグラフィーのようなパラメーターが出ていて、音の位置(L-R)や音の高さや音の強弱が視覚的に分かる様になっていた。音の情報が多い所は色が赤く光るようになっている。
例えば、女性の高い声のコーラスが右側(ステレオで言うとR)の方に強く入っているデータを再生するとしよう。その場合、画面の右上の方が赤く光る様になる。
このように簡単に視覚で出ている音域や場所が分かるのは初心者でも使いやすく良い。
そして、◯か□のカーソルで選択した範囲の音を消したり、エフェクトをかけるといった事が簡単に出来た。選択した領域の音を綺麗に消す事が出来るので、自作した曲のノイズの処理や、カラオケ用にボーカルを消したり、ギターだけを抜いて耳コピ用にしたりと様々な使い方ができる。
店員さんによると、ピッチを簡単に変える事が出来るので自分で録音した歌を女性ボーカル風に変えたりして使っているらしい。
デモ機には女性ボーカルの歌が入っていたので、ピッチを下げてみて男性風に変えてみたが、自然な仕上がりだった。曲の速さを音程を変えずに変える事が出来るので、ギターソロの耳コピ等に使いたいと思う。1万5000円程度でこのクオリティには驚いた。
ちなみに、R-MIXが使えるファイル形式はWAV.なので注意が必要。
色々と使い道があるので、DTMをやる方にはおすすめ!