メーカー | Pioneer |
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カテゴリ | アナログシンセ |
発売時期 | 2017年3月 |
価格 | 59,400 円 (税込) ※1 |
TORAIZ AS-1 は、Pioneer DJ と Dave Smith Instruments とのコラボレーションによって生み出された、コンパクトなモノフォニック・アナログシンセサイザー。Dave Smith 社のポリフォニック・アナログシンセ「Prophet-6」の設計思想を元に開発され、TORAIZ ブランドとしてはサンプラー「TORAIZ SP-16」に続く2作目となるモデル。Dave Smith の音質と Pioneer DJ の操作性が融合した製品に仕上がっています。
TORAIZ AS-1 では、1978年に登場した名機アナログ・シンセサイザー「Prophet-5」の設計思想を受け継ぐ「Prophet-6」のアナログ回路をベースに設計された強力なシンセシス・エンジンを搭載。2VCO/2VCF/1VCA/2EG/1LFO という構成になっており、コンパクトなサイズ感ながらパワフルかつ唯一無二のサウンドを実現しています。2基のVCOでは三角波/鋸(ノコギリ)波/矩形波の連続可変が可能。「PROPHET-6」とまったく同じフィルターで加工することができるのは本機の大きな魅力の一つです。
豊かな音色も本機の特徴で、迫力のある低音から気持ち良く抜ける高音までしっかりとサウンドしています。プリセット音色は495種類、ユーザープログラムは最大495種類まで保存可能と、作り込んだ好みのサウンドへのアクセスもスピーディ。このサイズ感にして非常に充実しています。さらに各プリセットに対応したシーケンスパターンを内蔵しており、搭載される64ステップ・シーケンサーを使って再生させることができます。
エフェクトはディレイ/ディストーション/リングモジュレーター/コーラス/フェイザーから2系統を使用できるなど、こちらも充実しています。
TORAIZ AS-1 DJ機器メーカーならではの操作性の高さが随所に光っています。
本体にはタッチパッド式キーボード、スライダー、必要最低限のノブしか搭載されておらず、アナログシンセとしてはかなりシンプルです。操作が複雑でないことは、アナログシンセ初心者ユーザーにとって魅力的です。
従来のコンパクトなアナログシンセではタッチパッド式キーボード部分が押さえにくいといった懸念がありますが、本機では大きく触りやすいよう設計されています。またプリセット・サウンドを簡単に呼び出せるように、キーボード部分に13種類までアサインすることもできます。
また「ARPEGGIATOR」機能、音楽知識がなくても和音を演奏することができる「SCALE MODE」機能を搭載しており、キーボードに触れるだけで音楽的なフレーズを演奏することができます。
スライダーでは7種類のパラメーターをアサインして、それぞれをコントロールできます。2基のオシレーターのピッチを同時に変化させたり、エフェクトのかかり具合を変化させるなどのダイナミックな音色変化が可能です。
本体のMIDI端子から TORIZ SP-16 とMIDIケーブルで繋いで連携し、TORAIZ SP-16 上でパターン作成など行うことができます。また PRO DJ LINK機能を利用すれば、CDJによるトラック再生、TORAIZ SP-16によるビートメイキング、そして TORAIZ AS-1 によるシンセ・リードの演奏といったことが可能に。楽曲制作/ライブパフォーマンスいずれの環境でも活躍するでしょう。
■1ボイス
■トゥルーバイパス
■接続端子:PHONES, AUDIO OUT x2, TRIGGER IN, MIDI IN/OUT/THRU, USB(Bタイプ)
■電源:DC5Vアダプター
■消費電力:1500 mA
■寸法(DxHxW):267.4 x 68.6 x 177.7 mm
■重量:1.4 kg
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