GRANDMOTHERは、MOOG社製品「Mother 32」「DFAM」と同様のセミモジュラー・タイプのアナログ・シンセサイザー。アルペジエーター／シーケンサー／アナログ・スプリングリバーブを搭載、各モジュール間は内部結線され、パッチングをしなくてもすぐに演奏することが可能。MOOGシンセとしてはコストパフォーマンスに優れているのも特徴で、熟練者はもちろん初心者でもアナログ・シンセシスの楽しさや魔法を簡単に体験することができます。
キーボードはベロシティ対応の32鍵を搭載。単音弾きのモノフォニック・シンセとしては十分と言える鍵盤数です。
本体パネルは左からアルペジエイター／シーケンサー、モジュレーション(LFO)、オシレーター、ミキサー、ユーティリティ、フィルター、エンベロープ、アウトプット(VCA)／スプリングリバーブを搭載。基本的には2オシレーターのオーソドックスなシンセサイザー構成で、クラシックなMOOGシンセの影響を受けてた回路構成となっています。各セクションは個別モジュールのように色分けされ、カラフルなデザインとなっています。
パッチ・ポイントは41箇所（入力x21、出力x16、マルチプルx4）用意され、独立したモジュールと同じように各セクションを機能させることができます。自由にパッチングすることで信号回路を変更したり、外部オーディオ入力への対応、ユーロラック・モジュラーシンセとの連携など無限のサウンドメイキングが可能です。
| 仕様 | ■波形：三角波／ノコギリ波／矩形波／ナロー・パルス波 ■ギター、ドラムマシンにも使える1/4インチの外部オーディオ入力 ■最大3つのシーケンスをそれぞれ256まで保存可能 ■4極10Hz～20kHzのラダー・フィルター ■パッチング可能な1極のハイパス・フィルター ■オーディオレート機能を備えたアナログLFO ■DIN MIDI IN/OUT/THRUとUSB MIDI搭載 ■電源：12V、2A、100VAC-240VAC（ユニバーサル電源）、50/60Hz ■寸法：約585×362×140mm ■重量：約8.17kg |
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