メーカー | KORG |
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カテゴリ | シンセサイザー |
発売時期 | 2023年6月 |
価格 | 216,700 円 (税込) ※1 |
opsix SE/SE Platinumは、同社の6オペレーターFMシンセサイザー「opsix」をベースに、ハイエンド機にも搭載されているアフター・タッチ付き鍵盤の採用や同時発音数の拡張などのアップグレードが行われた「opsix SE」の限定モデルです。
opsixでは37鍵であったキーボードはSEでは61鍵と拡張されたうえナチュラル・タッチ鍵盤を採用しているため、フラッグシップ機と同様のプレイアビリティを実現しています。アフター・タッチによる音色のコントロールにも対応したほか、最大同時発音数も32から80へと拡張されています。
無印のopsixにも搭載されていたアイコニックな6組のノブ&フェーダーは本機においても健在で、キャリアーは赤、モジュレーターは青に点灯します。ディスプレイと同期された本体右側の6つのノブとあわせて、プリセットの設定やパッチの作成まで、直感的で多彩なコントロールが可能となっています。
同社の名作アナログ・シンセサイザー「MS-20」のローパス/ハイパス・フィルターや「Polysix」のローパス・フィルター、その他にも2極/4極のローパス、ハイパス、バンドパス、レゾナンス付きのバンド・リジェクト・フィルターなど、フィルター・セクションも非常に充実しています。これらに加えてサウンドを視覚で確認できるスペクトラム・アナライザーとオシロスコープも搭載しており、音作りのしやすさという点でも優れています。
FMシンセらしいサウンドはもちろんのこと、アナログ・シンセのようなサウンドまで自由自在に操ることができるのが魅力です。どうしても難解な印象が付きまといがちなFMシンセですが、本機は6オペレーターのFMシンセサイザーでありながらもサブトラクティブ、セミ・モジュラー、アナログ(モデリング)、ウェーブシェーピング、アディクティブ、クラシックFMの合計6種類のシンセシスを内蔵しており、例えば一般的なアナログ・シンセのような感覚で音作りを行うこともできます。
さらにモダンなシンセサイザーには必須ともいえるエフェクト(3ブロック)やシーケンサー(15ステップ)、ランダマイズ機能なども搭載されています。
エフェクトはコーラス、フェイザー、ディレイ、コンプレッサー、リバーブなどの定番エフェクトを中心に30種類が用意されており、本体のみで音作りを完結させられるのは嬉しいポイントです。
16ステップのシーケンサーは1ステップにつき最大6音まで録音できます。ノートごとのゲートタイムやベロシティ、再生タイミングも細かく編集できるため、揺らぎのあるビートやリズムの演奏もできます。最大で6つのパラメーターの動きを記録できるモーション・シーケンサーも搭載しており、さらに細かなアーティキュレーションを付けることも可能です。
ランダマイズ機能は適用するパラメーターを選択できるのがポイントです。すべてのパラメーターに適用することももちろんできますし、オペレーターやアルゴリズム、シーケンスのみに絞ってランダマイズさせることもできます。
仕様 | ■鍵盤:61鍵(ナチュラル・タッチ鍵盤、ベロシティおよびリリース・ベロシティ、アフター・タッチ対応) ■音源システム:オルタードFM音源 ■最大同時発音数:80 ■構成:6オペレーター, 1フィルター, 3 EG, 3 LFO, 3エフェクト, ステップ・シーケンサー, アルペジエーター ■コントロール:MODホイール, PITCHホイール, RATIO OP 1~6ノブ, LEVEL OP 1~6スライダー, DATA ENTRY A~Fノブ ■プログラム:500(工場出荷時は350プリセット・プログラム、150ユーザー・プログラム) ■フェイバリット:64(16スロット x 4バンク) ■電源:ACアダプター(DC12V) ■消費電力:5W ■接続端子:AUDIO OUTPOUT L/MONO, R, HEADPHONE, DAMPER, MIDI IN/OUT, USB-B ■バイパス方式: ■寸法:1,014(W) x 344(D) x 108(H) mm ■重量:8.6kg |
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